《引き裂かれし永劫、エムラクール》を相手にする際、初心者が最も陥りやすい罠がルール裁定の勘違いです。
最も重要なのは、「プロテクション(有色の呪文)」は“呪文”のみを弾くという点です。つまり、すでに戦場に出ているパーマネントの「有色の起動型能力・誘発型能力」は防げません。例えば、《忘却の輪》の戦場に出たときの誘発能力や、《孤独》の想起による追放能力は「呪文」ではなく「能力」であるため、エムラクールを対象に取って追放することが可能です。
また、サイドボード等で重宝される具体的な対策カードとしては以下のものが挙げられます:
- 《カラカス(Karakas)》:伝説の土地であり、無色の起動型能力で伝説のクリーチャーであるエムラクールをタップだけで手札にバウンス可能。レガシーにおける最強のアンチカード。
- 《封じ込める僧侶(Containment Priest)》:《実物提示教育》や《騙し討ち》による戦場への直接踏み倒しをシャットアウトし、追放する。
- 《謙虚(Humility)》:戦場に存在する全クリーチャーを1/1のバニラ(能力なし)にするため、15/15の巨体も滅殺も完全に無力化される。
- 《水没(Submerge)》:対戦相手が森と島をコントロールしていればピッチスペル(0マナ)で唱えられるインスタント。ただし「有色の呪文」であるため、プロテクションを持つエムラクールには直接唱えられない点に注意が必要(能力解決前のスタックや他の踏み倒し対象への介入で使用)。