2015年に放送された土曜ドラマ『学校のカイダン』は、広瀬すずにとって連続ドラマ初主演という大きな挑戦だった。底辺生徒会長のツバメ役を演じた彼女が、階段の上から全校生徒に向かって長台詞を叫ぶシーン。あの鬼気迫る長文スピーチは、今もドラマファンの語り草だ。
現場スタッフによれば、撮影当時は連日の過密日程で声が枯れかけるほどの極限状態だったという。しかし本番の合図が鳴ると、彼女の目には一瞬で凄まじい光が宿った。監督のカットがかかった瞬間、スタッフ全員から思わず拍手が沸き起こったという逸話は、彼女の怪物的な集中力を象徴している。