本作の根幹にあるのは、「起きてしまった悪い運命は消滅せず、誰か別の人物に引き渡さなければならない」という過酷な法則です。1回目の人生でジウォンが味わった「夫の裏切り」「がんの発症」「親友による殺害」という悲劇を、2回目の人生で誰に肩代わりさせるのかが物語の大きな軸となりました。
迎えた最終回のあらすじでは、ジウォンの緻密な策略とジヒョクの献身的なサポートにより、すべての因縁が見事に清算されます。ジウォンを殺害しようと自宅に忍び込んだ親友チョン・スミンに対し、ジウォンは事前に護身術を身につけ、警察とも連携して完璧に迎え撃ちます。スミンの自白を録音・映像として確保したうえで見事に現行犯逮捕へと追い込みました。
すべての復讐を遂げたジウォンとジヒョクは、お互いの胸にある青いハートのタトゥーの意味(ジウォンの父が遺した愛の印)を再確認し、盛大な結婚式を挙げます。やがて双子の男児に恵まれた二人は、1回目の人生でジウォンが命を落とした運命の日――2026年4月12日を、満開の桜の下で何事もなく幸福に乗り越えました。さらに、ジウォンは自ら立ち上げた財団を通じて、かつての自分のように不遇な環境に苦しむ人々へ第二の人生のチャンスを提供する活動を始め、真の心の救済を得て物語の幕が閉じます。