日本の法律界の最高峰とされる四大法律事務所。ここに所属するアソシエイト弁護士の過酷な労働実態は、恋愛事情に直接的な影を落としている。巨大企業間のM&Aや国際訴訟などを扱う彼らの1日は、朝のメールチェックから始まり、翌朝の午前3時に書類の最終確認を終えることも日常茶飯事だ。
若手のアソシエイト弁護士は、自身の案件管理だけでなくパートナー弁護士からの依頼にも即座に対応しなければならない立場にある。結果としてプライベートのスケジュールは常に流動的になり、あらかじめ数週間前からデートの予定を確定させておくことが極めて難しくなる。
「約束していた記念日ディナーの10分前に、海外クライアントからの急な修正依頼が入ってキャンセルせざるを得なかった」というエピソードは、この世界では珍しい話ではない。法務業界でキャリアを積み上げようとする若手時代ほど、プライベートの優先順位を下げざるを得ない構造が存在する。