ユニークなタレントとしての印象が強いが、彼の本質は間違いなく世界最高峰の拳闘家である。WBC(世界ボクシング評議会)世界ライト級王座を獲得したあの夜、アジア人として不可能と言われた偉業を達成した瞬間を覚えているファンも多いはずだ。
世界タイトルを5度防衛した実績は、プロボクシング業界においても輝かしい金字塔として今なお語り継がれる。引退後も日本プロボクシング協会の要職を務めるなど、スポーツ界への貢献度は極めて高い。強烈な左フックと勝利のポーズ「ガッツポーズ」の定着とともに、彼のボクサーとしての強靭なメンタリティは本物だった。