過激派の過酷な歴史は、後年の映像作家たちにとっても絶好のモチーフとなってきた。エリック・ボードレール監督によるドキュメンタリー映画『重信房子, 祈りと革命』は、重信房子とその娘メイの風景と手紙を通じ、個人的な記憶と政治的事件を詩的に紡ぎ出した作品として知られる。
一方で、若松孝二監督が手掛けたメガホン『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』は、山岳ベース事件における悲惨な総括とリンチ殺人、そして銃撃戦に至る悲劇の心理を容赦なく暴き出した。これらの映画作品は、過激派運動が持つ熱狂と破滅の美学、そしてその果てにある惨劇を、冷徹かつ多角的な視点から切り取っている。