横顔の描き方完全攻略!違和感を消す黄金比率とアタリの取り方

横顔の描き方完全攻略!違和感を消す黄金比率とアタリの取り方

横顔の描き方完全攻略!違和感を消す黄金比率とアタリの取り方に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

デッサンの狂いを根本から防ぐためには、いきなり輪郭や髪の毛を描き始めるのではなく、幾何学図形に基づいた「黄金比率のアタリ」を構築することが不可欠です。アニメ制作スタジオの新人研修でも徹底される基本手順は以下の通りです。

まず、キャンバス上に正方形を描き、その中に収まるように真円(頭蓋骨のアタリ)を配置します。この正方形を縦横それぞれ均等に4分割(2×2のグリッド)します。この十字の交点、すなわち正方形の中心点からやや後方・下部に位置するのが「耳の穴(外耳道)」です。耳は横顔を描く上で最も動かない絶対的なアンカーポイント(基準点)となります。

次に、顔の縦のプロポーションを割り出します。眉骨の位置、鼻の底面、顎先の3点は、ほぼ均等な「1:1:1の3等分割」で配置されます。この垂直方向の基準線に対し、鼻先から顎先へと結ばれる斜めの境界線が、審美歯科や美術解剖学でも重視される「Eライン(エステティックライン)」です。

美しい横顔を構築する場合、このEラインに対して唇が「わずかに触れるか、わずかに内側に収まる」バランスを意識します。欧米風の骨格であれば鼻が高いため唇が内側に入りやすく、アジア系の骨格や日本のアニメ風デフォルメでは、唇がEライン上に軽く接する程度が最も親しみやすく自然な印象を与えます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。