長野県諏訪郡原村出身の山田選手は、冷涼な気候とウィンタースポーツが生活に根付いた恵まれた環境で育ちました。幼少期にスケート靴を履いて以来、その非凡なスピード感覚は指導陣の間で注目の的となっていました。
地元屈指の進学校でありスケートの名門でもある長野県諏訪二葉高等学校へ進学すると、個人の天性に頼るだけでなく、科学的なトレーニングを導入。高校総体(インターハイ)でのタイトル獲得などを通じ、同世代を牽引するトップランナーへと名乗りを上げます。
その後、数多くの名スケーターを輩出してきた専修大学商学部へと進学。上京して親元を離れたことで、精神的な自立と自己管理能力が飛躍的に向上しました。家族(両親)は幼少期から遠征の送迎や食事面でのサポートを惜しみなく注ぎ、プレッシャーのかかる大一番でも「自分らしく滑っておいで」と温かく背中を押し続けたと伝えられています。こうした心理的安全性の高い家庭環境こそが、重圧に負けない強靭なメンタルの礎となっています。