ネット上の旅行ブログやSNSで散見される誤解のひとつに、「赤レンガ倉庫は1時間もあれば見終わる単なる土産物街」という言説があります。しかし、これは建物の外面を足早に通り過ぎただけの表面的な見方に過ぎません。
実際の現場では、運河沿いのベンチで過ごすチルアウトな時間、レンガ壁に刻まれた明治期の屋号(「曲尺に森」の印)などの歴史的ディテール探訪、さらには各ショップが扱う北海道限定クラフト作家の作品鑑賞など、深く滞在するほど味わいが増す構造になっています。
また、ライトアップ時間に関しても「深夜までいつでも綺麗に見られる」と油断していると、物販店舗が19:00頃に閉館した後は館内に入れず、運河周辺のカフェやバーなど限られた場所でしか夜を過ごせなくなるという落とし穴があります。夕方にショッピングを終え、日没直後のトワイライトタイムに外観のライトアップを鑑賞し、そのままビヤホールや周辺ディナーへと移行するのが最も無駄のない王道ルートです。