サンマやアジ、タイなどの骨と比べ、うなぎの骨には特有の構造的危険性があります。うなぎの筋肉内に走る小骨(筋肉間骨)は、「両端が極めて鋭利に尖ったY字型・針状」をしており、サイズ自体は数ミリから1センチ程度と微小です。この小ささと鋭さゆえに、扁桃腺の陰窩(くぼみ)や舌根部、下咽頭のヒダに深く突き刺さりやすい性質を持っています。
喉の異物トラブルにおける魚種ごとの特徴と対処の難易度を比較したデータは以下の通りです。
うなぎの骨は非常に細いため、唾液を飲み込んだ際に「チクリ」とした違和感を与えるものの、鏡で口を大きく開けて見ても肉眼では視認できない深い位置(下咽頭や喉頭蓋谷など)に入り込んでいるケースが目立ちます。