日常の生活導線において最も関心が高いメガバンクおよびゆうちょ銀行の稼働状況はどうなっているでしょうか。各行のシステム対応と運用方針には、それぞれ明確な特徴が見られます。
まず三菱UFJ銀行での引き出しにおいては、本店および主要ターミナル駅周辺の支店ATMから先行して新紙幣対応モジュールが組み込まれました。現在では店舗外の無人出張所を含め、ほぼすべての端末で新紙幣の出入金が安定して行えます。
同様に三井住友銀行のATMでも、次世代型端末へのリプレイスと既存機のファームウェア改修が急ピッチで進められ、トラブルなく新紙幣を受け入れ・払い出す体制が確立されています。
一方、窓口や両替機での需要が高いみずほ銀行の両替サービスでは、新券指定での払い出しニーズに対して早期から整理券対応などを実施してきました。ATMコーナーに併設された円貨両替機においても、新紙幣対応カセットへの換装が完了しています。
そして全国津々浦々にネットワークを持つゆうちょ銀行のATM対応ですが、郵便局併設型からファミリーマート設置の小型機に至るまで、順次センサーのアップデートが実施されました。全国約3万台という膨大な台数を抱えるため初期段階では地域差が生じたものの、現在では全国どこでも安心して利用できる環境が整っています。