英国貴族が愛した「きゅうりサンド」の謎|贅沢の真相と極上レシピ

英国貴族が愛した「きゅうりサンド」の謎|贅沢の真相と極上レシピ

英国貴族が愛した「きゅうりサンド」の謎|贅沢の真相と極上レシピにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

家庭できゅうりのサンドイッチを作る際、最大の失敗要因となるのが「きゅうりから出る余分な水分」です。時間が経つとパンが水分を吸ってドロドロになり、台無しになってしまう経験を持つ方も多いはずです。一流ホテルのシェフが実践する、水っぽくならない方法には明確な論理があります。

まず差がつくのがプロ直伝の切り方です。きゅうりの水分の大半は中心の「種(ワタ)」の部分に集中しています。以下の下処理を行うだけで、仕上がりの歯ごたえと保水性が劇的に改善します。

【ステップ1:切り方】
きゅうりを縦半分に切り、スプーンの先端を使って中心の柔らかい種の部分をスーッとこそぎ落とします。その後、斜め薄切り、またはスライサーを使って1ミリ以下の極薄の輪切りにします。種を取り除くことで、時間が経っても余計な水分が染み出さず、心地よいシャキシャキ感が残ります。

【ステップ2:徹底した塩もみと水抜き】
薄切りにしたきゅうりに対し、重量の約1〜1.5%の塩を均一に振り、優しく揉み込んでから約10分間放置します。浸透圧によって内部の水分がしっかり引き出されたら、ザルにあけて流水でサッと塩分を洗い流し、厚手のペーパータオルで包みます。ここからが最大の裏技です。ペーパーの上から手のひら全体で圧力をかけ、「これ以上は水分が出ない」という限界までギュッと絞り切るのが最大のポイントです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。