だが、その「新しい家族」のあり方は、インターネット上で苛烈なバッシングの対象となった。一部のネットユーザーや心ないメディアからは、「父親としての責任を放棄した」「勝手すぎる」といった偏見に満ちた心ない言葉が大量に投げつけられた。AbemaTVなどの各種メディア番組で自らの思いや苦悩を言葉を選んで語るも、批判の火は収まるどころか増大していった。
彼のInstagramのコメント欄やSNSのタイムラインは、彼自身の変化に対する賛否両論で荒れ狂った。どれほど強いメッセージを発信し続けようとも、画面の向こう側から絶え間なく届く心ない刃は、彼の精神的な体力を確実に削り取っていった。多様性を称賛する声の裏で、個人の尊厳を容赦なく暴き立てるネット社会の暴力性が、彼を精神的な袋小路へと追い詰めた側面は否定できない。