長年のデータにおいて、パ・リーグの打撃成績や投手の平均球速はセ・リーグを上回る傾向が顕著です。この要因の根底にも指名打者制の存在があります。
打線に投手が混ざらないため、パ・リーグの先発投手は常に1球の失投も許されない環境で投げ続けなければなりません。息をつく打順がないプレッシャーの中で投げることで、必然的に球速や変化球のキレ、制球力が磨かれ、球界を代表する剛腕投手が次々と輩出される好循環が生まれました。
打者にとっても、ハイレベルな投手陣と年間を通じて対戦することで対応力が向上します。パ・リーグの厳しい環境で育った野手陣の長打力とスイングスピードは、国際舞台でも大きな強みとなっています。