自然の中に身を置く心地よさと、都市型の快適性。この一見矛盾する二要素を世界基準の完成度で昇華させた場所こそ、愛知が誇る体験型観光リゾートの真骨頂である。鬱蒼とした緑に包まれた愛知県岡崎市の山間部。ここから始まった挑戦は、単にテントを並べるだけのキャンプ場作りとは一線を画していた。
敷地に足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んでくるのは、木の温もりを前面に押し出した独自の空間演出だ。地域の天然木を惜しみなく使用したウッディな建築群は、周囲の景観と穏やかに調和しつつ、非日常の優雅さを演出する。道具の準備や後片付けに追われるストレスを一切排し、純粋に自然の息吹と仲間との対話に没頭できる仕掛けが、あらゆる場所に散りばめられている。