海外ブランドの躍進に対し、日本の伝統的なキッチン用品製造業を牽引する国内メーカーも黙ってはいない。長年にわたり日本の魔法瓶文化を支えてきたサーモス株式会社は、日本人の繊細な使用環境に寄り添った高機能な真空断熱タンブラーを次々と投入。パッキンの分解しやすさや食洗機対応など、日常のお手入れを劇的に楽にする工夫で根強い支持を集めている。
一方、象印マホービン株式会社も長年培った高度な保温・保冷技術を武器に参入。フタとパッキンが一体化した技術などを応用し、洗浄時のストレスを軽減しながら圧倒的な密閉性と保温・保冷性能を両立させている。海外製のダイナミックなデザイン性に対し、細部まで行き届いた日本のモノづくり精神が激しい技術競争を生み出している。