年間休日107日はやばい?祝日なしの真相と違法ラインをプロが徹底解説

年間休日107日はやばい?祝日なしの真相と違法ラインをプロが徹底解説

年間休日107日はやばい?祝日なしの真相と違法ラインをプロが徹底解説について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

年間休日107日は具体的にどのようなスケジュールで消化されるのか、そのカレンダー上の配分内訳を紐解くと、企業側の休日設計パターンが鮮明に見えてきます。

1年間(52週)における基本的な週休2日を計算すると、52週 × 2日 = 104日となります。つまり年間休日107日とは、「完全週休2日(104日)にプラスして年間わずか3日間の休みを足しただけ」という構成が基本形です。

代表的な配分パターンとしては以下の3つが挙げられます。

  • 完全週休2日+年末年始等で3日:毎週2日は確実に休めるものの、16日ある祝日はすべて通常出勤。年末年始や夏季に1〜2日の特別休暇が付与されるだけの配分。
  • 隔週土曜出勤+祝日の一部休み:毎週日曜と隔週土曜が休み(約78日)となり、残りの約29日分を祝日や会社の指定休に充てるパターン。中小製造業や建設業などで頻繁に見られる形態。
  • シフト制による月8〜9日休み:曜日固定ではなく、月ごとの公休日数を8日(2月は一部月)〜9日に設定し、合計で年間107日に着地させる運用。飲食・宿泊・小売・物流業界の典型例。

特にシフト制を採用している職場では、公休日数が月8日〜9日となるため、3連休以上のまとまった連休を組むことは現場のシフト調整上極めて困難になります。日々の疲労を単発の休みで回復させながら走り続けなければならない点が、現場で「きつい」と叫ばれる根本的な原因です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。