鞆の浦ランチの真実!鯛めし名店と穴場カフェの決定打を現地検証

鞆の浦ランチの真実!鯛めし名店と穴場カフェの決定打を現地検証

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鞆の浦のシンボルである「常夜燈(じょうやとう)」。安政6年(1859年)に建立されたこの港の守り神の周辺には、観光ポスターにも頻繁に登場する華やかな飲食店が集中しています。しかし、常夜燈周辺おすすめグルメを散策する際、表通りの華やかさだけに目を奪われるのは惜しいと言わざるを得ません。

地元の海運関係者や長年この街に暮らす住民へのヒアリング調査を行うと、鞆の浦ランチ地元民の評判において高い支持を集めているのは、表通りから一本奥に入った路地裏の店舗であることが分かります。地元住民が日常的に口を揃えるのは、「観光客向けの鯛めし膳も悪くないが、本当に瀬戸内海の旨さを知りたいなら小魚料理を食べるべきだ」という言説です。

具体的には、スズキ科の小型魚である「ネブト(テンジクダイ)」の唐揚げや、「サヨリ」の天ぷら、「チヌ(黒鯛)」のあら炊きなどです。頭から丸ごと揚げることで芳醇なカルシウムの香ばしさが広がるネブトは、鮮度落ちが極めて早いため、地元港町以外にはほとんど流通しません。常夜燈から徒歩数分の鍛冶町や道越方面の細路地に佇む大衆割烹や定食屋では、こうした「地の魚」を使った定食が、観光地価格に惑わされない適正価格で提供されています。

また、幕末に坂本龍馬率いる海援隊が滞在した町家を再生した鞆の浦古民家カフェも見逃せません。当時の梁や中庭の構造をそのまま生かしつつ、現代的な居心地の良さを融合させた空間で供される、特製カレーや軽食膳は、歴史の息吹を五感で受け止める上質な体験を提供しています。

森 瞳
著者

森 瞳

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