ネット検索で「西尾由佳理」と入力すると、関連ワードに「現在」「テレビで見ない」といった言葉が上位に並びます。しかし、業界内の動向を追うと彼女はアナウンサーを引退したわけではなく、現在も第一線で活動できる確固たるポジションを維持しています。所属事務所は現在もフリーアナウンサー界の最大手であるセント・フォースであり、公式プロフィールも精力的に稼働しています。
現在の仕事の主軸となっているのは、かつてのような早朝や深夜の拘束時間が長いレギュラー帯番組ではなく、ナレーション、単発の特別番組、企業の式典やシンポジウムの司会進行といった「単発かつ質の高い業務」です。確かなアナウンス技術と落ち着いたトーンは放送業界内でも評価が高く、制作現場からは「安心して番組進行を任せられるベテラン」として今なお厚い信頼を寄せられています。
2000年代初頭の殺人的なスケジュールから距離を置き、露出頻度をあえて抑えることで、視聴者に「見飽きられない価値」を保ちつつ、自身のライフステージに見合った仕事のみを厳選して請け負うスタイルを確立しています。