観光情報誌や大々的な観光ポータルサイトには滅多に大きく取り上げられない外神東公園。それにもかかわらず、感度の高いファミリー層の間で評価が高まっている背景には、富士宮市特有の地理的アドバンテージがあります。
富士宮市の北東寄りに位置する外神エリアは、標高約150〜200メートルのなだらかな傾斜地に広がる住宅・文教エリアです。外神東公園の敷地に立つと、遮るもののない広大な空を背景に、雪化粧した富士山の山肌が視界いっぱいに迫ってきます。観光地特有の看板や電線、混雑する観光客の頭越しではなく、日常の延長線上にある穏やかな空間から霊峰を独り占めできる体験は、都市部の公園では決して味わえません。
「週末の観光スポットはどこも渋滞と順番待ちで、子どもを自由に走らせるだけで神経をすり減らしてしまう。ここに来れば、澄んだ空気の中で富士山を眺めながら、子どもをのびのびと見守ることができる」
現地で週末を過ごしていた市内在住の保護者は、そう実感を込めて語ってくれました。商業化されたレジャー空間にはない「余白と静寂」こそが、この公園が口コミで支持を広げている最大の理由です。