気象庁が発表した最新の長期予報資料によると、2026年9月から10月にかけての日本列島は、全国的に気温が平年より高い確率が50〜60%と予測されています。特に東日本と西日本では残暑の長期化が顕著で、暦の上では秋を迎えても体感的には真夏が居座る「季節の後ろ倒し」が鮮明です。
体感として「涼しくなった」と実感できるフェーズは、大きく分けて2段階存在します。第1段階は「夜間の最低気温が25度を下回り、寝苦しさが解消される時期(熱帯夜の終息)」、そして第2段階は「昼間の最高気温が25度未満の夏日脱出となる時期」です。
気象観測データと予測モデルを照らし合わせると、東名阪を中心とする主要都市部において、熱帯夜からの完全解放は9月22日前後の秋分・秋彼岸のタイミングがひとつの節目となります。しかし、日中の厳しい日差しが収まり、日中を通して「涼しい」と快適に過ごせる時期は、例年以上に遅れて10月中旬までずれ込む公算が高まっています。