結論から整理すると、First Name(ファーストネーム)が「名前(名)」であり、Last Name(ラストネーム)が「苗字(姓)」です。たとえば「山田 太郎(ヤマダ タロウ)」という日本人の場合、First Nameは「Taro」、Last Nameは「Yamada」となります。
家系研究の大手プラットフォーム「Ancestry.com」や辞書編纂機関の歴史的資料によると、First Nameは「Given name(与えられた名前)」や「Personal name(個人の名)」とも呼ばれ、誕生時に個人の識別を目的として親から与えられる名前を指します。一方、Last Nameは「Surname(サーネーム)」または「Family Name(ファミリーネーム)」と同義であり、一族や血統が共有して受け継いできた家名を意味します。
英語圏のフォーラム「Reddit」の言語議論でも指摘されている通り、欧米では「個」を最初に重んじる文化圏が長かったことから「First(最初に来る名)=個人名」「Last(最後に来る名)=家名」という並び順が定着しました。対して日本や中国、韓国などの東アジア文化圏では、家や共同体を優先する思想から「家名(姓)」を先に名乗る歴史的背景を持っています。この語順の逆転こそが、現代の日本人が各種オンラインフォームで混乱する根本的な要因です。