犬はいちごを食べられる?獣医師が明かす適量と中毒・結石の真実

犬はいちごを食べられる?獣医師が明かす適量と中毒・結石の真実

犬はいちごを食べられる?獣医師が明かす適量と中毒・結石の真実についての疑問解決ガイドをお届けします。

人間がいちごを食べる際、練乳(加糖練乳・コンデンスミルク)をかけて楽しむシーンは定番ですが、犬に練乳がいけない理由は極めて深刻です。

練乳は牛乳の水分を蒸発させて濃縮し、大量のショ糖(砂糖)を加えた高糖質・高脂質食品です。多くの成犬は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)を十分に持たない「乳糖不耐症」であり、練乳を舐めると激しい下痢や腹痛を起こします。さらに、過剰な糖分と脂肪分は肥満を招くだけでなく、命を脅かす劇症型の急性膵炎(すいえん)を発症させる危険性を孕んでいます。

また、人間用に流通しているいちご加工品にも厳戒態勢が必要です。

  • いちごジャム:ペクチンや防腐剤に加え、重量の半分近くが砂糖で占められており糖尿病や虫歯の主因に。
  • 人間用の低糖質いちごスイーツ:カロリーオフを謳う商品には、犬にとって猛毒となる人工甘味料(アスパルテームやキシリトール)が高濃度で添加されているリスクが存在。
  • ショートケーキのいちご:生クリームの乳脂肪分やスポンジの糖分が付着しているため絶対に与えてはならない。

犬にいちごを与える際は、「何も添加されていない生のいちごをしっかり水洗いしたもの」に限定してください。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。