実際にITサポート現場やコミュニティフォーラム(Microsoft コミュニティや知恵袋、社内ヘルプデスク)で飛び交う相談内容を分析すると、ユーザーが「保存されない」と錯乱するパターンには明確な共通点が見受けられます。
「会議中の重要スライドをWin+PrintScreenで連打保存したはずなのに、終わってからピクチャを開いたら1枚も入っていなかった」というある営業担当者の悲鳴。このケースを現場で検証したところ、原因は社内貸与されたノートPC特有のキー配列にありました。ノートPCの多くは「F1〜F12」や「PrtScn」に特殊機能が割り当てられており、「Fnキー」を同時に押さなければPrintScreen信号がOSに届かないハードウェア仕様になっていたのです。つまり、ユーザーは画面をキャプチャしているつもりで、実際には何も入力されていなかったという結末でした。
さらに深刻なのが、「昨日まで確かに存在していたスクリーンショットフォルダが丸ごと消滅した」というトラブルです。これについて情シス部門のログを調査すると、バックグラウンドで行われたOneDriveの容量逼迫警告に伴い、ユーザーが無意識にストレージ最適化をクリックした結果、ローカル実体が削除され「クラウド専用(オンデマンド)」状態に切り替わっていた事例が確認されています。エクスプローラー上では一見フォルダが空っぽになったように錯覚し、ピクチャフォルダ スクリーンショット消えたとパニックに陥る現場が後を絶ちません。