『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での頼れる産婦人科医役や、『流星の絆』での切ない母親役、『ラストクリスマス』『黒い十人の女』でのエキセントリックな役柄まで、彼女が演じてきたキャラクターの多様性には目を見張るものがある。クールな冷血漢から、包容力あふれる大人の女性、果てはクスッと笑わせるコミカルなキャラクターまで変幻自在だ。
作品のトーンを瞬時に変えるスパイスとして、監督や脚本家からの信頼も絶大だ。出番の長さにかかわらず、彼女が登場するシーンには独特の重みと奥行きが生まれる。作品全体のクオリティを一段上に引き上げる「名バイプレイヤー」としての確固たる地位は、こうして築かれていった。