赤天の発祥であり、全国的な知名度を牽引する江木蒲鉾店の赤天をはじめとする主要メーカーの赤天の栄養成分表示を分析すると、一般的な揚げ物惣菜のイメージを覆すヘルシーな数値が浮かび上がってきます。
赤天は、タラなどの白身魚のすり身に赤唐辛子を練り込み、薄くパン粉をまぶして植物油で揚げたものです。内容量はメーカーや規格により多少前後しますが、標準的なサイズは1枚あたりおよそ40g〜45g程度。この1枚あたりの栄養データは以下の通りです。
赤天の1枚あたりのカロリーは、およそ75kcal〜85kcal。三大栄養素の内訳を見ると、赤天の脂質とタンパク質のバランスは非常に優秀で、タンパク質が約5.0〜6.2g含まれるのに対し、脂質はパン粉揚げでありながら約2.5〜3.8g程度に抑えられています。スケソウダラの上質な白身肉が主原料であるため、アミノ酸スコアに優れた良質な動物性タンパク質を手軽に補給できる点が大きな強みです。
炭水化物(糖質)に関しても、パン粉やつなぎの澱粉が使われているものの、1枚あたりわずか5.2〜6.5g程度に収まっています。ご飯1膳(150g=糖質約53g)と比較すれば10分の1以下であり、赤天は糖質制限を行っているダイエッターにとっても、十分に計算へ組み込める数値であることが実証されています。