ビーフフェスOSAKA2023における最大の運用上の注意点として挙げられたのが、「会場内完全キャッシュレス化(電子マネー決済推奨)」と「会場内チャージ不可」という仕様でした。各ブースでの支払いは、交通系ICカード(Suica、ICOCA等)、iD、QUICPay、各種QRコード決済などが利用可能でしたが、現金の直接支払いは原則不可。食券販売所での当日券購入(700円単位)も用意されていたものの、食券売り場自体が混雑するケースが見られました。
特に多くの来場者が直面した落とし穴が「残高不足」です。会場内にはICカードのチャージ機が設置されていなかったため、駅の改札を出る前や道中のコンビニであらかじめ5,000円〜10,000円程度をチャージしておくことが、スムーズな買い物の生命線となっていました。
混雑の時間帯傾向としては、11:30〜14:00のランチタイムと17:30〜19:30のディナータイムに人が集中しました。混雑を巧みに回避した手練れの参加者は、開場直後の10:00〜11:00、または谷間となる15:00〜16:30を狙って入場していました。
さらに、ゆったりと食事を楽しみたい層から高評価を得ていたのが、専用シートで並ばずに専任スタッフが料理を運んでくれる有料席「ビーフフェスラウンジ」です。1卓あたりの事前予約費用はかかりますが、「炎天下で1時間並ぶ労力を考えればコストパフォーマンスは抜群だった」というファミリーやビジネス層からの支持が厚く、タイムパフォーマンス重視の選択肢として機能していました。
交通アクセス面では、Osaka Metro御堂筋線「長居駅」の3号出口、またはJR阪和線「長居駅」から徒歩数分という抜群の立地でした。ただし、長居公園の駐車場は連休中に午前中で満車となるケースが頻発したため、公共交通機関の利用が鉄則となっていました。