セミの寿命「1週間」は嘘?成虫の本当の生存期間と生態の真相

セミの寿命「1週間」は嘘?成虫の本当の生存期間と生態の真相

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セミの寿命を語る上で欠かせないのが、幼虫として地中で過ごす膨大な歳月です。多くの人が「土の中に7年」というフレーズを耳にしたことがあるかもしれませんが、日本の代表的なセミの幼虫期はおよそ3年〜5年が一般的です。

一般的な昆虫の多くは、卵から成虫になって寿命を終えるまで数ヶ月から1年程度で世代交代を繰り返します。カブトムシやクワガタでも幼虫期を含めて1〜2年程度であることを考えると、幼虫期だけで数年、成虫期を合わせれば4〜6年近く生きるセミは、昆虫界全体で見ても極めて長生きな部類に入ります。

さらに世界に目を向けると、北米に生息する「周期ゼミ(13年ゼミ・17年ゼミ)」という驚異的な種が存在します。これらは幼虫として地中で正確に13年または17年を過ごしたあと、特定地域で一斉に羽化します。17年ゼミの寿命は17年以上に達し、小型哺乳類や鳥類に匹敵するほどの長寿を誇っています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。