湯から上がった後の楽しみも充実している。古民家の大広間を利用したお食事処「本milliseconds(食事処 柿天舎)」では、厳選された国産蕎麦粉を使用した本格手打ち蕎麦が振る舞われる。喉越し豊かな十割蕎麦と、季節の食材をカラリと揚げた天ぷらは、専門の蕎麦屋に勝るとも劣らない本格派だ。
縁側に面した席に腰を下ろし、冷えたグラスを傾けながら手入れの行き届いた枯山水の白砂を眺める。耳を澄ませば、庭のつくばいから微かな水音が響いてくる。マッサージや岩盤浴で体を整えた後、畳のぬくもりに身を委ねてまどろむひとときは、遠方へ旅行に出かけたかのような充足感をもたらしてくれる。