ミニトマト栽培における最大の鍵は、徹底した水分管理にある。土壌の乾湿差が大きければ大きいほど、水を与えた瞬間に水圧の急変が生じ、裂果の危険度は高まる。
大手種苗メーカーのタキイ種苗やサカタのタネが推奨するのは、土壌水分を常に「一定」に保つコントロール術だ。一気に大量の水を注ぐのではなく、早朝に決まった量の水を与えるリズムをつくること。プランター栽培ではマルチフィルムやココヤシファイバーで土表を覆い、急激な乾燥を防ぐ工夫が有効である。地植えの場合は高畝にして排水性を確保し、雨水が根元へ集まりすぎない構造を整えたい。