『ママレード・ボーイ』相関図を完全網羅!両親交換と続編の衝撃結末を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
本作の複雑すぎる家族関係の理由と並んで読者の関心が高いのが、総勢10名を超える主要キャラクターたちが最終的に誰と結ばれ、13年後の世界でどのような人生を歩んでいるのかという点です。ここでは登場人物一覧と詳細まとめとして、1992年〜1995年の原作本編(全8巻)、1994年〜1995年のテレビアニメ版(全76話)、そして2013年〜2018年に『Cocohana(ココハナ)』で連載された続編『little』(全7巻)における変遷を客観的なデータとともに比較します。
キャラクター名(CV / 実写俳優)本編での主な恋愛遍歴・立ち位置本編最終回(1995年)の結末続編『little』(13年後)の現在と最終結果小石川光希
(國府田マリ子 / 桜井日奈子)中学時代に銀太へ告白し失恋(誤解)。同居した遊に惹かれ交際。蛍から猛アプローチを受ける。血縁疑惑を乗り越え、遊と親公認で再交際・婚約状態へ。30歳前後。遊と同棲を経て、物語中盤(第4巻)で遊と正式に結婚・挙式。松浦遊
(置鮎龍太郎 / 吉沢亮)亜梨実と3ヶ月間の期限付き交際。光希と両思いになるも、出生の秘密に悩み一時破局。京都の大学(アニメ版は米国留学)から帰還し、光希と再び結ばれる。一級建築士として独立を視野に活躍。光希と結婚し、朔や立夏の良き兄として見守る。須王銀太
(金丸淳一 / 佐藤大樹)光希と両思いだったが素直になれずすれ違い。亜梨実の協力で偽装恋人から本気の交際へ。鈴木亜梨実と正式にカップル成立し、大学へ進学。大学時代に亜梨実と自然消滅。母校の英語教師となり、バツイチとなった秋月茗子と再会・結婚。秋月茗子
(山崎和佳奈 / 優希美青)担任教師・名村慎一と禁断の恋。親の不仲や三輪由充からの求愛に揺れるも名村を貫く。高校卒業後、広島へ渡り名村慎一と結婚。名村との間に1児をもうけるも円満離婚(名村は小説家として大成)。のちに須王銀太と再婚。鈴木亜梨実
(久川綾 / 遠藤新菜)遊を取り戻すため銀太と手を組むうちに、一途な銀太に本気で惹かれていく。銀太への想いが実り、晴れて恋人同士に。銀太と破局後、世界的ピアニストとなった土屋蛍と結婚し、1児の母となる。三輪由充
(太田真一郎 / 藤原季節)当初は遊に執着(のちに髪を切ってイメチェン)。秋月茗子に本気で恋をするが失恋。自分にアプローチを続けていた年下のモデル・佐久間すずと交際開始。建築事務所の経営者となり、佐久間すずと結婚。腹違いの弟・笹宮碧が立夏の恋敵として登場。
上記のデータが示す通り、最終回の結末とネタバレだけを知っている読者が続編『little』を読むと、その後の人間関係のシャッフルぶりに度肝を抜かれることになります。とりわけ読者の間で大きな議論と歓喜を呼んだのが、須王銀太と秋月茗子のその後です。
本編では、教師と生徒という障壁を乗り越えて名村慎一と結婚した茗子と、光希への未練を断ち切って鈴木亜梨実と結ばれた銀太でしたが、13年後の世界では両カップルとも破局していました。名村はベストセラー小説家として成功を収めたものの、執筆活動に没頭する生活の中で茗子とすれ違いが生じ、互いを尊重した上での「円満離婚」を選択。一方の銀太も大学時代に亜梨実と別れ、母校・桐稜大学附属高校の教師となっていました。高校時代から茗子の涙を偶然目撃し、相談相手となっていた銀太が、大人になって再び茗子を支える存在となり、最終的にゴールインを果たす展開は、本編からの伏線を20年越しに回収する見事なドラマとして高く評価されています。
さらに驚きなのが、銀太と別れた鈴木亜梨実の結婚相手が、光希のアルバイト先の後輩で年下の天才ピアニスト・土屋蛍だったという事実です。本編ではほとんど接点のなかった2人ですが、大人になってから再会し結ばれたという設定は、吉住渉作品ならではのリアルな時間の経過を感じさせます。