告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説

告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説

告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

告別式当日は厳密な時間配分のもとで進行します。一般的な告別式の流れを把握しておくことは、参列者にとっては遅刻や失礼を防ぐ盾となり、遺族にとっては精神的な余裕を生み出す鍵となります。

通常、午前10時または11時開式が多く設定されます。受付は開式の30分前から開始されるため、開式の15〜20分前には現地に到着するのが大人の嗜みです。

  1. 受付と香典の受け渡し(開式30分前〜10分前):芳名カードへの記入、香典の提出、返礼品の受取を行います。
  2. 僧侶入場・開式(午前10:00):司会者による開式の辞とともに僧侶が入場します。
  3. 読経と引導(午前10:05〜10:35):葬儀式パートとして僧侶の読経が響き渡り、故人に戒名(法名)が授けられます。
  4. 弔辞・弔電の紹介(午前10:35〜10:45):告別式パートへと移行し、生前に深い交流のあった代表者による弔辞や電報が読み上げられます。
  5. 焼香(午前10:45〜11:05):喪主、遺族、親族、一般会葬者の順で順次焼香を行います。
  6. 僧侶退場・最後のお別れ(午前11:05〜11:25):棺が祭壇から降ろされ、遺族や参列者が生花を棺に手向ける「別れ花(花入れの儀)」が執り行われます。
  7. 喪主挨拶・出棺(午前11:25〜11:40):霊柩車への棺の収容後、喪主が会葬者に向けて御礼の口上を述べ、火葬場へと出発します。

参列者の立場であれば、出棺を見届けた時点で解散となり、告別式所要時間は受付から合わせて約1時間半から2時間程度です。

喪主が押さえておくべき「告別式挨拶文例」の実践ポイント

出棺直前の喪主挨拶は、遺族を代表して集まってくれた方々へ感謝を伝える最も重要な場面です。飾った美辞麗句よりも、生前のご厚情に対する感謝を平易な言葉で伝えることが共感を呼びます。

【告別式挨拶文例:標準的な出棺挨拶】

「遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。本日はご多忙の折、またお足元の悪い中、故〇〇(故人の続柄と氏名)の葬儀・告別式にご参列を賜り、誠にありがとうございました。
故人は生前、皆様の温かい励ましとお導きをいただき、充実した生涯を全うすることができました。生前賜りました並々ならぬご厚情に対し、心より深謝申し上げます。
残された私どもは未熟ではございますが、故人の遺志を継ぎ、互いに助け合って歩んでいく所存です。どうか今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
簡単ではございますが、これをもって出棺のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」

挨拶の際は、「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉や、「再び」「終わる」などの忌み言葉を無意識に使わないよう原稿を用意しておくのが安全です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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