持久走のパフォーマンスは、スタートラインに立つ前の準備段階で半分以上が決まります。前日および当日の過ごし方で特に気をつけるべき要素は以下の通りです。
持久走の前日の過ごし方としては、過度な追い込み練習は避け、20分程度の軽いジョギングとストレッチにとどめて筋肉の疲労を完全に抜きましょう。夕食は揚げ物や極端に脂っこい料理、食物繊維が多すぎる野菜を控え、白米やうどん、パスタなど消化の良い炭水化物を中心に摂取し、体内にグリコーゲンを満たしておきます。
持久走当日の朝ごはんは、レース開始の2時間半〜3時間前までに済ませるのが鉄則です。カステラ、おにぎり、バナナ、エネルギーゼリーなど、胃腸に負担をかけずにエネルギーへ素早く変換されるメニューを選びます。満腹状態や直前の食事は、走行中の脇腹痛や消化不良を引き起こす最大の要因となるため注意してください。
また、足元を支える持久走のシューズ選びも極めて重要です。サイズ選びは、つま先に0.5〜1cmほどの余裕があるものを選び、走っている最中の足のむくみや爪の圧迫を防ぎます。軽さだけに特化した薄底レーシングシューズは足腰への負担が大きいため、初心者は適度なクッション性と反発性を兼ね備えたランニングシューズを選ぶのが最も安全でタイム短縮への近道です。