インスタグラムの運用において、最も多くのユーザーにリアルタイムで届くストーリー機能ですが、その表示領域には明確な標準仕様が定められています。現在、プラットフォーム全体で最適化されているインスタストーリー公式推奨規格は、アスペクト比9:16、解像度1080×1920ピクセルです。これが静止画・動画を問わず、縦画面いっぱいにコンテンツを表示させるための基礎数値となります。
スマートフォンのカメラで撮影した標準的な縦向き写真は、一般的に「3:4」や「2:3」の比率であることが多く、そのままストーリーに流し込むと、システムによって自動的に拡大されるか、あるいは上下左右に余分なグラデーション余白が生成されます。意図しない拡大が起きると画質が著しく粗くなり、被写体の頭や足元がバッサリと切り落とされる事態を招きます。そのため、投稿前には必ずインスタストーリー推奨サイズである1080×1920ピクセルに合わせてリサイズしておく下準備が欠かせません。
また、インスタストーリー動画の長さと容量についても進化が続いています。1スライドあたり最長60秒までの動画を分割されずにスムーズに再生できるようになっており、ファイル容量の上限は最大4GB(推奨は数百MB以内)、推奨拡張子はMP4またはMOVです。ただし、長時間の動画を詰め込みすぎるとアップロード時の圧縮負荷が高まり、著しいフレームレート低下を引き起こすため注意を払う必要があります。