日本の不動産市場は、かつてない二極化の波に洗われている。都市部の新築物件は高騰の一途をたどり、一般的な共働き世帯であっても、一生をかけても返済しきれないほどのローンを背負わされるのが現実だ。こうした状況下で、あえて「古いものを直して住む」という選択肢が浮上するのは極めて自然な流れと言える。
実際、30代前半の夫婦が郊外の物件を数百万円で購入し、予算500万円で劇的にリフォームするケースが珍しくなくなってきた。新築の半分以下のコストで、誰とも被らないユニークな空間が手に入るのだから、賢い選択肢として支持されるのも頷ける。