「数学なんて社会に出てから使わない」という定番の文句がある。しかし、データサイエンスや金融、製造業の現場で活躍するプロフェッショナルたちの意見は異なる。
あるデータアナリストは、「3乗の感覚」の大切さをこう語る。「物事が立体的に、あるいは指数関数的に変化するとき、人間の直感は往々にしてズレる。売上やユーザー数の推移を分析する際、3次関数的な変化のスピード感を頭の中でシミュレーションできるかどうかで、予測の精度がまったく変わってくる」。公式そのものを使うというより、そのスケール感を肌感覚で持っているかどうかが重要なのだ。