「たこ」は英語で何と言う?海・空・足の使い分けと複数形の真相

「たこ」は英語で何と言う?海・空・足の使い分けと複数形の真相

「たこ」は英語で何と言う?海・空・足の使い分けと複数形の真相の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

日本語で「タコ」と言えば、「このタコ野郎!」のように愚か者や間抜けを罵倒する罵詈雑言として古くから親しまれてきました。しかし、英語圏で誰かを「octopus」と呼んだ場合、日本語の「タコ=間抜け」とはまったく異なる、極めて深刻かつネガティブな意味合いに解釈されるリスクがあります。

英語圏におけるタコ英語スラングの意味として最も代表的なものは、「手が早すぎる男」「相手の同意なしにベタベタと触ってくる好色な人物(痴漢・セクハラ加害者)」です。8本の腕を縦横無尽に伸ばして獲物を絡め取るイメージから、「He turns into an octopus when he drinks(彼は酒を飲むと手が早くなって女性に触りまくる)」といった具合に、宴席やクラブで女性を不快にさせる迷惑人物を強く非難・警告する表現として定着しています。

日本人が親しい友人を「お前は本当にタコだな(間抜けだな)」といじる感覚で、英語で直訳して「You are such an octopus!」と言ってしまうと、言われた相手は「自分がセクハラ常習者や痴漢扱いされた」と受け取り、重大な人間関係の破綻や社会的トラブルに発展しかねません。

なお、ビジネスや地政学の文脈では、 octopus は「世界中に触手を伸ばして利益や情報を吸い上げる巨大な多国籍コングロマリット」や「国家を裏から支配する秘密組織」を揶揄する比喩として歴史的な風刺画などで頻繁に描かれてきました。いずれのケースにおいても、英語圏の文化的コンテクストにおいて octopus が肯定的なニュアンスで人や組織に用いられるケースは極めて稀であるという事実を認識しておく必要があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。