北海道での自給自足を深める中で、松山ケンイチさんは狩猟免許(わな猟・第一種銃猟)を取得しました。畑を荒らす害獣として駆除されるシカやイノシシの命を目の当たりにしたことが、大きな転機となります。
駆除された動物たちの多くが、肉を一部消費される以外は廃棄され、特に皮はそのまま捨てられている現状を知った松山さんは、「いただいた命を最後まで使い切りたい」と決意。2022年に立ち上げたのが、獣皮を活用したアップサイクルブランド「momiji(モミジ)」です。
捨てられるはずだった鹿革を使ったバッグや靴、帽子などのアイテムを展開し、クリエイターや職人と連携しながら持続可能な循環型ビジネスを形にしました。単なる俳優活動の枠を超え、自然との共生をビジネスの形でも具現化しています。