叔母の結婚式服装でなぜ恥を?40〜60代の後悔しない正解マナー

叔母の結婚式服装でなぜ恥を?40〜60代の後悔しない正解マナー

叔母の結婚式服装でなぜ恥を?40〜60代の後悔しない正解マナーの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

日本の伝統的な格式を重んじる結婚式において、親族女性の代表的な選択肢となるのが留袖です。ただし、留袖なら何でも良いわけではありません。既婚女性の第一礼装である結婚式の叔母の黒留袖は、五つ紋が入った絵羽模様のものを選びます。このとき意識したいのが柄の配置です。新郎新婦の母親は胸元近くまで柄が広がる豪華なデザインを選ぶことが多いのに対し、叔母は裾周りに落ち着いた古典柄が広がる、品格と奥ゆかしさを兼ね備えた意匠が好まれます。

一方、近年選ぶ人が増えているのが結婚式における叔母の色留袖です。色留袖は未婚・既婚を問わずに着用でき、黒留袖よりもやわらかく華やかな印象を与えます。親族として着用する場合は、紋の数に注意が必要です。最高格の「五つ紋」であれば黒留袖と同格になりますが、一般的な親族席では「三つ紋」や「一つ紋」を入れて準礼装として着用するケースが定着しています。色味は、新婦のお色直しドレスと被らない淡いベージュ、若草色、薄藤色、加賀友禅調の上品なパステルトーンが周囲からも好印象です。

帯や小物についても、白地に金銀糸をあしらった袋帯を合わせ、帯揚げ・帯締め・末広(扇子)は白または金銀で統一するのが和装の鉄則です。草履とバッグも布製や佐賀錦など礼装用の格の高いセットを合わせることで、立ち姿の美しさが際立ちます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。