「おっとりとしたお嬢様ばかりで、大学進学の実力は控えめなのではないか」という見方は、現代の東京女学館には当てはまりません。近年の教育改革によって、同校は進学校としての進路指導を大幅に強化しています。
特に注目を集めているのが、2004年に開設された東京女学館の国際学級です。中学1年次から帰国生と一般入試で選抜された生徒が共に学び、英語の授業だけでなく数学や理科の一部を英語で学ぶイマージョン教育を導入。高校段階では模擬国連への参加や長期留学を経験する生徒も多く、実践的な英語運用力と思考力を鍛え上げます。
直近の進学実績・大学合格実績を見ると、その成果は数値にも顕著に現れています。卒業生のおよそ3割〜4割が早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学(早慶上理)やGMARCHへの現役合格を果たしているほか、東京医科歯科大をはじめとする国公立大学、私立医学部・薬学部への進学者も毎年安定して輩出しています。
さらに国際学級を中心に、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの海外名門大学へ直接進学するルートも定着。伝統校の看板に安住せず、確かな学力形成とキャリア支援を行う進学校としての手腕が高く評価されています。