ネット上の掲示板やレビュー欄を精査すると、一部で「大阪の地元たこ焼きと比べると1個あたりの単価が高いのではないか」という疑問の声が散見されます。しかし、この比較には前提のズレが存在します。
一般的な持ち帰り専門の路面店とは異なり、同店は「お通し代(チャージ料)ゼロ」で着席でき、冷暖房の効いた空間で酒と調理直後の料理を楽しめる大衆居酒屋の業態です。一般的な居酒屋に入れば300円〜500円程度のお通し代が自動的に加算されることを加味すれば、トータルの支払い金額におけるコストパフォーマンスは極めて優秀と言えます。
また、タコとハイボール 店舗一覧を俯瞰すると、同チェーンの出自が大阪ではなく「長野県松本市」発祥である点は意外と知られていません。信州松本の地で磨かれた大衆迎合のホスピタリティと屋台イズムが、東京・新宿や下北沢、神田などの激戦区、さらには愛知、京都、大阪、北海道へと飛び火し、全国規模のネットワークへと結実したのです。