彼の身体表現のルーツを語る上で欠かせないのが、武術映画の伝説ブルース・リーが創始したジークンドー(Jeet Kune Do)の存在だ。岡田は長年にわたりジークンドーの修行を重ね、その身体操作と打撃理論を身体にしみ込ませてきた。相手の動きを察知し、最短距離で無駄のない一撃を打ち込む動作は、すべてこの武術の哲学に基づいている。
探求心は留まることを知らない。近年ではブラジリアン柔術(BJJ)の道に深く傾倒し、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)が主催する世界大会「ワールドマスター」へ参戦したことでも大きな話題を呼んだ。俳優としてのポジションに甘んじることなく、現役の競技者として世界の猛者とマットの上で相まみえるストイックさこそが、彼の肉体に本物の凄みを与えている要因だ。