パーツの長寿命化を実現するには、日頃の運転習慣と予防的な配慮が大きく関係してくる。蜂の巣状に荒れた段差や路面の大きな凹凸を通過する際、減速せずに勢いよく突っ込む行為は、足回り部品に対して一瞬で巨大な負荷をかける。特にハンドルを切ったまま大きな衝撃を受けると、連結部のブッシュや関節部分を傷める最大の要因となる。
予防策として最も効果的なのは、悪路の手前で確実に減速し、サスペンションに過剰な入力を行わない運転スタイルを心掛けることだ。また、洗車時にホイールハウス内の泥や融雪剤をきれいに洗い流すことも効果的である。下回りに付着した塩分や汚れはゴムブーツの劣化を早めるため、定期的な洗浄を行うだけでパーツの寿命を確実に延ばすことができる。