【医師解説】ガム誤飲で「胃に7年残る」噂の真偽と必要な応急処置

【医師解説】ガム誤飲で「胃に7年残る」噂の真偽と必要な応急処置

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私たちが普段口にするチューインガムは、植物性樹脂や合成樹脂からなるガムベースに、甘味料や香料を加えて作られている。口の中で噛んでいる間はしなやかな弾力を保つが、喉を通過した後はどのような旅を辿るのだろうか。

食道を通って胃に達したガムは、胃液と混ざり合う。甘味料や香料といった成分は速やかに吸収・分解されるが、ガムベース自体は消化酵素の影響を受けずに胃を通過する。その後、十二指腸、小腸、大腸へと滑らかに運ばれ、早ければ24時間、遅くとも48時間から数日以内には便と一緒に体外へと排出されるのが一般的なプロセスだ。

胃腸の粘膜を直接傷つけるリスクも、形状が柔らかい一般的なガムであれば極めて低い。したがって、1度の誤飲で過度にパニックに陥る必要はないと言える。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。