インターネット上の掲示板やSNSでは、長年にわたり数々の大学入試センター試験伝説が語られてきました。その中でも特に有名な噂の真偽を検証します。
1. 東大理三合格者の歴代最高得点伝説
日本最難関とされる東京大学理科三類(医学部)の合格者平均は、センター試験時代で820〜850点前後(得点率91〜94%)でした。東大理三歴代最高得点の記録を調査すると、890点台(892点や895点など)をマークした怪物は数名実在するものの、理三合格者であっても900点満点を獲得できたのは歴史上ごくわずかです。
当時の合格体験記や関係者の証言によると、「2次試験の数学や物理で満点を取るような超天才でも、センター国語の現代文で1問落として890点台にとどまる」ケースが大半であり、マーク模試特有の些細なブレが満点を阻む要因となっていました。
2. 駿台全国模試満点噂の真相
「駿台全国模試で総合満点を取り偏差値120を叩き出した男がいる」というネット上の噂(いわゆる伝説のコピペ)がありますが、駿台全国模試満点噂の真相として、全科目総合での満点は採点基準の厳しさから確認されていません。
ただし、「数学単科で200点満点を叩き出し、平均点が極端に低かったため単科偏差値100〜110超えを記録した」という事例は実在します。これがネット上で尾ひれがついて「全科目満点」の伝説として語り継がれるようになったのが実情です。