メルカリのサポートコミュニティや各種問い合わせにおいて、最も頻出するトラブルが「振込申請ボタンが押せない」「反映予定日を過ぎても口座にお金が入っていない」という現象です。これらのトラブルには明確な技術的・規約的要因が存在します。
編集部が検証した現場データに基づき、原因別のチェックリストと復旧手順を解説します。
1. 口座名義のカナ・アルファベット不一致
振込申請エラーで圧倒的に多いのが、メルカリに登録した「氏名(カナ)」と「銀行口座の名義人」の微妙な食い違いです。「ツ」と「ッ」、「ャ」と「ヤ」などの大文字・小文字の誤りや、旧姓のまま放置された銀行口座、ミドルネームの脱落などが原因で振込不能となり、売上金がアカウントに差し戻されるケースが多発しています。口座情報入力時は通帳やキャッシュカードに印字された「正確なカタカナ表記」を完全にトレースする必要があります。
2. 本人確認(eKYC)未完了による機能制限
セキュリティ強化が進むメルカリでは、アカウントの利用状況や不正利用防止の観点から、一定金額以上の振込申請時に「アプリでかんたん本人確認」の完了を求める仕様が定着しています。本人確認の審査には通常数時間から最大数日を要するため、審査中は振込申請が一時的にロックされる場合があります。
3. 振込先口座変更直後のセキュリティロック
不正アクセスによる不正送金を防ぐため、振込先口座を変更した直後は一時的に振込申請が保留されるケースがあります。登録変更を行う際は、余裕を持ったスケジュールで手続きを行い、変更完了の通知メールを確認してから申請操作を行うのが鉄則です。
4. 申請可能残高の不足(手数料未満)
通常振込では201円以上、お急ぎ振込では401円以上の売上金残高がなければ申請自体を受け付けません。メルペイでの日常買い物やポイント充当によって残高が目減りしていないか、事前にマイページで「現在の売上金・メルペイ残高」を確認してください。