プロ直伝の前髪アイロンやり方完全版!割れる原因と夜まで崩れぬ束感技

プロ直伝の前髪アイロンやり方完全版!割れる原因と夜まで崩れぬ束感技

プロ直伝の前髪アイロンやり方完全版!割れる原因と夜まで崩れぬ束感技を実践するための専門的なアドバイスをまとめします。

ネット上のスタイリング動画で散見される「180℃〜200℃の高温で一気に巻くほうが長持ちする」という言説は、毛髪科学の観点からは極めて危険な誤解です。前髪は他の毛髪部位と比較して細く繊細であり、180℃以上の熱を1秒以上加えると毛髪内部のタンパク質が変性(タンパク変性)を起こし、修復不可能なパサつきや枝毛、チリつきの原因になります。

日常的な前髪のセットであれば、140℃〜150℃の低温から中温設定で十分な形状記憶が可能です。また、濡れた髪やスタイリング用オイルをたっぷり塗布した直後にアイロンを挟むと、髪内部の水分が爆発的に蒸発する「水蒸気爆発」が発生し、キューティクルが破壊されます。事前のヒートプロテクトミストを使用する場合は、完全にドライヤーで乾ききってからアイロンを通すのが鉄則です。

もう一つの重大な盲点は「同じ毛束に何度も往復してアイロンを当てる」行為です。カールがつきすぎたからといって何度も熱を重ねると、髪の水分が奪われて硬化し、かえってスタイリングが言うことを聞かなくなります。やり直したい場合は、一度指先を水で濡らしてリセットし、ドライヤーで乾かしてから巻き直すほうが結果的に髪のダメージを最小限に抑えられます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。