ロト6の1等に当選した場合、その当選金だけで残りの人生を完全にリタイアして暮らすことは可能なのか。結論から言えば、「当選金額」と「当選時の年齢・生活設計」によって結果は真っ二つに分かれます。
ロト6の1等当せん金は、理論値として約2億円、キャリーオーバー発生時の最高額は6億円に設定されています。日本の税法(当せん金付証票法第13条)に基づき、宝くじの当選金には所得税や住民税が一切かかりません。2億円が当たれば、2億円すべてが手元に残ります。しかし、ここからが現実的な計算の分かれ道です。
仮に35歳で1等2億円に当選し、85歳までの50年間を「ロト6生活」として無収入で過ごすケースをシミュレーションしてみましょう。
試算から明らかな通り、「通常時の2億円」だけで30代〜40代が完全に労働を捨てて豪遊生活を送ることは不可能です。月30万円台の支出では、高級外車やタワーマンションの購入、頻繁な海外旅行を一度でも挟むと数年で元本が底をつきます。一方、キャリーオーバー時の最高6億円を獲得し、堅実なインデックス運用や債券投資で年利2〜3%の配当・利息(年間1,200万〜1,800万円程度)を得ながら元本を減らさない設計を取るならば、「一生遊んで暮らすロト6生活」は現実的な射程に入ります。