九州電気保安協会の点検は受けるべき?九電との違いや費用・評判の真相

九州電気保安協会の点検は受けるべき?九電との違いや費用・評判の真相

九州電気保安協会の点検は受けるべき?九電との違いや費用・評判の真相についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

九州電気保安協会から突然の訪問や案内通知を受けた際、多くの人が抱く最大の疑問は「九州電力と何が違うのか」という点です。両者は密接に連携しているものの、法的な位置づけおよび組織体制は完全に独立した別組織です。

大手電力会社の発送電分離以降、九州電力は主に電力の発電・小売を担い、送配電網の維持管理は「九州電力送配電株式会社」が担当しています。そして、九州電力と九州電気保安協会の違いを端的に言えば、九州電気保安協会は電気事業法第57条に定められた「登録調査機関」として、九州電力送配電から委託を受けて一般家庭や小規模事業所の電気設備調査を専門に行う一般財団法人です。

一般家庭や商店などの低圧受電設備(一般用電気工作物)に対しては、法律により4年に1回以上の頻度で定期的な安全調査を行うことが義務付けられています。調査員が各家庭を巡回するのは、法律で定められた安全確認業務を遂行しているためであり、決して無差別な営業活動や怪しい飛び込み訪問ではありません。

また、点検員が訪れた際に金銭を要求されることは一切ありません。この九州電気保安協会の点検費用が無料である理由は、点検にかかる費用があらかじめ毎月の電気料金に含まれる「託送料金(送配電網の利用料)」から九州電力送配電を通じて支払われているためです。訪問時にその場で費用を請求されたり、点検後に高額な請求書が届いたりする仕組みは存在しません。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。