長年愛され続ける名作家具には、合理的な機能美と芸術的なフォルムが同居している。フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトが手掛けた「スツール 60」は、その筆頭格だ。無駄を削ぎ落とした3本脚の木製スツールは、スタッキングした姿までもが美しく、来客時はもちろん、普段はソファ横のサイドテーブルやグリーン用スタンドとして縦横無尽に活躍する。
デンマークを代表する建築家アルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」も、美しい曲線美を持ちながらスタッキング可能な傑作として名高い。さらに、ミッドセンチュリー期を牽引したチャールズ&レイ・イームズによる名作シェルチェア群は、ハーマンミラー社によって現代の住環境に合わせたアップデートが続けられており、一脚置くだけでリビング全体の雰囲気を引き締める圧倒的な存在感を放つ。